高収入を稼ぐ人、低年収な人の違い

なぜ違いを見つけるのか

現状:自分は低収入
理想:高収入を稼ぎたい

自分はまだ働いて2年目ですが、もう2年目。
実際同期とも大きく差が開いています。
海外のカンファレンスで発表したり、スカウト会社から電話がかかってくる同期もいる中で
自分はそんな経験はもちろん、将来のキャリアプランも全くイメージ出来ていません。

自分のような低収入で終わってしまう人間と、活躍し既に年収でも100万近く差が開いてしまった彼らと、どんな違いがあるのか。

そのギャップを埋めれば自分も彼らのような高収入を稼げる人間になれるのではないかと考えたので
色々調べてみました。

違いその1:口癖が違う

低収入な人:「努力こそ美徳」
高収入な人:「苦手なことはしない。得意なことだけ専念」

苦手なことを一生懸命することが美徳とされる風習があるが
実際、苦手なことは人にまかせて、ストレスレスで自分は得意分野だけ伸ばす。という高収入な人もいる。

違いその2:とにかく金を自分に使う

低収入な人:娯楽、貯金に金を使う
高収入な人:自己投資に使う

例えば、低収入な人が飲み、カラオケ、風俗に行ってる間、高収入な人はビジネススクールに通ったり、ジムに通ったりしている。

違いその3:数字に強い

低収入な人:数字で論証出来ない
高収入な人:数字で論証出来る

ビジネスは結局「数字」。
高収入な人は会計に強く、低収入な人は会計などは自分に興味がないと思っている。

違いその4:読書量が圧倒的に違う

低収入な人:1日5〜30分
高収入な人:30分以上

低収入な人は「忙しい」って言って本を読まないが、高収入な人は「本を読む時間」を捻出している。
しかも、読書量は仕事のアウトプットにも比例しているという。

感想

まだまだあるんだろうけど、確かに、周りの高収入を得ている人に当てはまっているものばかりだった。

特に、最近は読書もしてないし、数字嫌い。会計のことなんて自分が関係しないと思ってる。
それならいつまで経っても視点は上がんないよな。
しかも金の使い方もまさに低収入な人の方。
自己投資よりも娯楽に月10万くらい使ってるきがする。

結論

とりあえず読書。よくわからんけど、読書してみよう。
で、今までなんとなく「特別な存在」だと思ってた周りの高収入な人に頑張って話しかけて
日々何考えてるのか、何実践してるのか聞いてみよ。

何か、自分が仕事に対する考えとか、自己成長意欲が低いの見破られたくなくて
そういう人と接するの避けてた気がする。

2年目になったのでそろそろロジカルシンキングを学んでみる

はじめに

自分はもう入社して2年目になりますが、未だにロジカルなものの考え方ができません。
上司からいつも「もっとロジカルに!」「シンプルに!」「なぜ!?」と詰められる日々です。
後輩も入ってきて、いい加減真剣に勉強しないとやばそうだったので頑張ってみます。

1. 演繹法

一般論やルールに、観察事項を適用して結果を導くもの。

(例)
ルール:月初の請求作業は時間がかかって忙しくなる
観察事項:請求作業は僕の担当だ
結論:僕は毎月、月初は忙しい

しかし、注意しなければいけないのが、「ルールに先入観が混じっている」場合や「前提が省略されている」場合です。

ルールに先入観が混じっている

ルール:ヤンキーは子供に変な名前をつける
観察事項:大田はヤンキーだ
結論:大田は子供に変な名前をつける

これは、「ヤンキーは子供に変な名前をつける」という先入観が含まれています。
ここでは"変な名前"というのがどういうものかは置いといて、この"変な名前"をつける人には
「ヤンキー」もいれば、「そうでない人」もいます。
そして、「ヤンキー」の中には"変な名前をつける人"と"変な名前を付けない人"がいますが
この場合、大田が「ヤンキー」の中の"変な名前をつける人"という部類に自動的に割り振ってしまっています。

これはジンクスとかにも当てはまります。

ルール:センター試験の日は雪がふる
観察事項:土曜日はセンター試験
結論:土曜日は雪がふる

こんな感じで、実際にセンター試験当日に雪が降ったのは全23回中5回ですが、
雪が降る度に報道などで過激に取り上げられるため「センター試験の日は雪が降る」という先入観のルールが出来上がってしまっています。

前提が省略されている

これは、当たり前のことを話すときなどによく起こることです。

(例)
僕は禿げている。だからモテない。

これを演繹法を使って正しく書いてみると・・

(ルール:ハゲている人はモテない)
観察事項:僕は禿げている
結論:僕はモテない

この場合、「ハゲはモテない」という尤もらしいルールを前提として話しているため
話し手はこの部分を省略してしまっています。

しかし、これを「ハゲはモテる」というロシアのような国の人が聞いた時は「???」となってしまいます。

しっかりと、前提として「日本では一般的に禿げている人はモテない傾向があり、自分はハゲているので日本ではモテない」と話してあげれば、「じゃあそのルールが違うロシアにおいでよ!」みたいな話になるかもしれません。

長くなってきたので続きはまた次回。

スタンフォードの自分を変える教室 まとめてみた

※この記事はまだ完成していません。随時追記します。


なんとなく、今の自分に嫌気がさし、評判のよかったこの本を買ってみました。
自分の中で刺さった部分だけ備忘録的にまとめてきます。

1:やる力、やらない力、望む力

選択した瞬間を振り返る

人は1日にどれだけ選択を行なっていると思いますか?
ある調査で、食事に関する選択を1日何回したか調べたところ、なんと200回!以上も選択していることが明らかになったそうです。
しかも、そのうちのほとんどは無意識に行われている。
何かを「やる」「やらない」と決めたら、それらを選択した瞬間を振り返ってみよう。
まずは、「選択していることに気づく」ことから始めるといい。

瞑想する

瞑想は自分も今まで何度か試しましたが、これまでに瞑想について書かれた書籍などではあまり本質的な瞑想の意味を理解出来ませんでしたが、本書を読んで理解出来ました。
瞑想とは、ひたすら「呼吸する」という1つのことに集中し、意識がそれたら、それたことに気づいてまた「呼吸する」ことに意識を戻す。
つまり、1つの目標を設定したら、その目標からずれずに物事を進める訓練になるのです。
これによって集中力などが養われていくのです。

2:意志力の本能

呼吸を遅らせて自制心を発揮

呼吸を遅らせることにより、心拍変動を上昇させ、欲求や憂鬱から開放される。
これは、警官や証券トレーダーの訓練にも使われる効果的な方法である。

寝る

人は睡眠不足になると、脳の主要エネルギーのグルコースが使えなくなる。
疲れていると、血液中のグルコースが細胞になかなか吸収されず、細胞が疲労を感じてしまう。
すると脳はエネルギーを欲して、甘いものを欲するが、実際には睡眠を十分にとっていないと
いくら糖分を摂取したところで、効果的にそれを使うことが出来ないのだ。

3:疲れていると抵抗できない

目標に関係のある強化法をやってみる

「望む力」をつくりだす

4:罪のライセンス

人はいいことをしたら、悪いことをしたくなる。
しかも、いいことを実際にしてなくても、悪いことをしたくなる。

自分の言い訳を知る

意志力のチャレンジで成功した時、「よくやった」と自分を褒め、次は悪いことをしてもいいと思っていないか。

あとで取り返せると思ってないか

人は、未来の自分を楽観視する傾向がある。
今日やれなかったことは明日も出来ないことを自覚する。

明日も同じ行動をしてみる

5:脳が大きな嘘をつく

「やる力」とドーパミンを結びつける

欲望のストレスを観察する

ERROR 1205 (HY000): Lock wait timeout exceeded; try restarting transactionについて

Mysqlでタイトルのようなエラーが出てドキッとすることがあった。

原因としては、MySQLのセッションがトランザクションを使用している時に、ロックがかかった状態のまま、他のセッションがそのテーブルに対して更新しようとして、timeoutが発生している事らしい。


他のセッションによりロックが長時間保持されていること

timeoutまでの時間の確認方法

mysql> show global variables like 'innodb_lock_wait_timeout';
+--------------------------+-------+
| Variable_name            | Value |
+--------------------------+-------+
| innodb_lock_wait_timeout | 50    | 
+--------------------------+-------+
1 row in set (0.00 sec)
結論から書くと・・

インデックス、ユニークキー制約のないカラムに対して、トランザクションを貼ったまま放置すると、行ロックではなくてテーブル・ロックがかかってしまうので気をつけようという話です。

テストしてみた。

用意したテーブル

mysql> show create table lock_test;
+-----------+--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------+
| Table     | Create Table                                                                                                                                                                         |
+-----------+--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------+
| lock_test | CREATE TABLE `lock_test` (
  `id` int(11) NOT NULL default '0',
  `c1` int(11) default NULL,
  `c2` int(11) default NULL,
  PRIMARY KEY  (`id`)
) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8 | 
+-----------+--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------+
1 row in set (0.00 sec)


用意したデータ

insert into lock_test (id, c1, c2) values (1, 10,10);
insert into lock_test (id, c1, c2) values (2, 20,20);

状態の確認

mysql> select * from lock_test;
+----+------+------+
| id | c1   | c2   |
+----+------+------+
|  1 |   10 |   10 | 
|  2 |   20 |   20 | 
+----+------+------+
2 rows in set (0.00 sec)

実験1(primaryキーがあるカラム)

【セッション1】

mysql> begin;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql> update lock_test set c2 = 100 where id = 1;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

【セッション2】

mysql> update lock_test set c2 = 100 where id = 2;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0


実験2(インデックス貼ってないカラム)

【セッション1】

mysql> begin;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql> update lock_test set c2 = 100 where c1 = 10;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

【セッション2】

mysql> update lock_test set c2 = 200 where c1 = 20;
ERROR 1205 (HY000): Lock wait timeout exceeded; try restarting transaction

実験3(c2にインデックスを貼って見る)
【セッション1】

mysql> begin;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql> update lock_test set c2 = 100 where c1 = 10;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

【セッション2】

mysql> update lock_test set c2 = 200 where c1 = 20;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

実験3【ユニークキー制約をはってみる】

mysql> begin;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql> update lock_test set c2 = 100 where c1 = 10;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

【セッション2】

mysql> update lock_test set c2 = 200 where c1 = 20;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

「何を考えていたかわからなくなった」をなくす簡単な方法

思考は飛びまくる

人間は1日におよそ5〜6万回もの思考をしているそうです。
考えてみれば、朝起きて「今日は会社行きたくないなぁ〜」から始まり「今日のニュースはなんだろう」とか「うわー午後から雨か。傘どうしよう」とか無意識のうちにすげー色んなこと考えてますね。

この無意識の思考も厄介ですが、僕が仕事で一番困るのが何かを考えている時に「あれ?なんでいまこれ考えてるんだっけ?」となることです。

例えばSQLを1個解析しよう。なんて時に、「じゃあまずはこのSQLが呼ばれるパターンを考えてみるか」とかから始まって「そもそもこのSQLって必要なの?」とか「こういうインデックスって聞くんだっけ?」とか色々と思考が飛躍するわけです。

するとどうなるか。考えすぎてさっきまで考えてたことをバンバン忘れていきます。
そして「結局何したかったんだっけ?やばい時間ないからとりあえずやるか」みたいになって、色々考えていたはずなのに、その思考結果を目的を達成させるために一切活用せずに進んでいきます。
つまりもしかしたら大事なことや、効率的な方法のヒントが浮かんでるかもしれないのに忘れてしまっているんです。

思考を残す

そこで僕がやってみたのは、思考をすべて記録するということです。
一見めちゃくちゃ面倒に思えますが、エンジニアの方ならある程度のタイピング速度があると思うので、Evernoteなんかに書きながらならそんなに時間はかかりません。

これには次のようなメリットがあります。

  1. 「思考の度に、何のために考えているか。を再確認できる」
  2. 「記録に残すことで、以降の思考で前の思考結果を使う場合にすぐ思い出せる」
  3. 「読み返せば無駄な思考をなくせる」

もちろん面倒は面倒ですが、僕のように思考が下手すぎる人間は、まず自分の思考の癖を知り、悪い部分を強制することが大事だと考えています。
そのため、これをある程度続けて自分の頭だけで思考の整理ができるようになるまで、自分の思考を監視したいと思います。

早起きするコツ

負の連鎖

おはよう御座います。
最近またダメな自分の連鎖に陥っておりました。

11時半頃帰宅し、ダラダラとネットサーフィンして3時に就寝。
朝は8時半まで寝てしまい何もできないという日々。。。

もっとよくないのは、一度ダメになってしまうと、翌日も同じような過ごし方をしてしまう。
そして今日もダメだった。。となげく。
まさに負の連鎖に入り込んでしまってた

どうやって断ち切るのか

先日、仕事が10倍早くなるすごい方法という記事を書きましたが、そこにあった「夜に予定を無理やりいれる」というのを実行してみました。

昨日は7時から飲み会の予定を入れて、10時頃までがっつり飲んでました。
いつものように11時、12時まで仕事ができると思ってると、やっぱり「まだ時間あるな」とダラダラと仕事をしてしまいます。

しかし、「今日は7時には帰らないと・・」と思っていると日中の仕事への集中力が違います。
お陰で18時頃には昨日の仕事は終わってました。
そして家に帰ったら何もせず(PCすら開かずに)11時には寝ました。

すると朝は自然に6時に起きることが出来ました。

まとめ

「夜に予定を立ててしまう」というのと、「早起きして勉強するから、夜はなにもしない」というのを実践すれば、自然とこの負の連鎖から抜けだして早起きができるようになりました。
あとはこれを継続するのが大事ですけどね。

必要な知識を15分でインプットする方法

はじめに

今回は「必要な知識を15分でインプットできる速読術」という本のまとめを書いてきます。
この本は、次のような人を対象に書かれている本だそうです。

  • 大量の本や膨大な資料を早くよみこなしたい
  • 本を読んでも内容を覚えていない
  • 本よ読んでも実行出来ない
  • 本を読んでいるのに成果が実感できない

結構当てはまる人は多いのではないでしょうか。
著者の方は、若いころに100万円近いお金を投資して速読術を身につけたものの
あまり成果を感じることは出来なかったそうです。

しかし。30代になりコンサルタント会社に就職したのをきっかけに「3日で60冊」読める速読法を身につけたそうです。
この本には、「早く読む」よりも「いかにアウトプットを出せるか」にフォーカスした方法が書かれています。

整読の5つのステップ

【step1】「ゴール・ポイント」を明確にする

アウトプットを意識すると読書は劇的に変わる

本を読む目的を曖昧なままに読書している人は多いが、ここを明確にしないと
読書中にその本から自分に必要な部分がどこなのかがわからないために読書スピードは落ちてしまう。

著者は本を読む目的を次の7つに分けている

  1. 「行動」につながる「アクション・リーディング」
  2. 「解決」につながる「ソリューション・リーディング」
  3. 「視点」を変える「ブレイクスルー・リーディング」
  4. 「原則」を見つける「プリンシプル・リーディング」
  5. 「本質」を見極める「マスターキー・リーディング」
  6. 「師匠」に教えを乞う「バイブル・リーディング」
  7. 「未来」へ導く「ビジョナリー・リーディング」

すべてをまとめるのは大変なので、直近で使いそうな可能性の高い次の2つの目的読書法についてまとめます。

1. 「行動」につながる「アクション・リーディング」
6.「本質」を見極める「マスターキー・リーディング」

【step2】 「誰のため?」「何のため?」を設定する

「誰のため?(相手)」とは。この本をで学んだ知識を教えたい相手
「何のため?(問い)」とは、著者に聞きたいこと、その本を読むことで得たいこと
→これは具体的に設定すること

「問い」の設定は、いわばgoogleの検索キーワードを入力するのと同じ事です。
曖昧な検索キーワードでは、お目当ての情報にはなかなかたどり着けません。
欲しい「答え」が得られないのです。

本では抽象的すぎる問いの設定例と、具体的な例をあげています。

抽象的な例

転職で成功する秘訣はなにか

具体的な例(もう少し!)

私が1年後に、最高の転職を実現するために、それまでに何を捨て、何に磨きをかけるべきか。
そして、その一歩を踏み出すために、明日から実践する「1アクション」はなにか

これでもだいぶ具体的ですが、「最高の転職」というのが人によって定義が違います。
こういった曖昧な部分を極力具体的にすることが、いい問いなのだそうです。

具体的な例(最高の転職を定義付けた)

私が1年後に、"年収1000万"を実現するために、それまでに何を捨て、何に磨きをかけるべきか。
そして、その一歩を踏み出すために、明日から実践する「1アクション」はなにか

【step3】16のキーワードを抽出する

ここまで出来たら、A4の紙に16個のマス目と、3つの◯を三角形で結んだ図を用意します。
そしてタイマーを15分にセットし、先ほどの問いの答えとなるようなキーワードを16個抽出する

「抽出の方法」

  1. 表紙や帯、著者プロフィールを眺める
  2. まえがきと目次を眺める

こうして全体の俯瞰が出来たら、実際に読みながら16個のキーワードを抽出する。

【step4】 3つのキーワードを抽出

特に問いへの答えに結びつきそうなものを3つ選ぶ
ここからは著者の「借り物の言葉」ではなく、「自分の言葉」にする。

「1日1冊」本を読んでいるにもかかわらず、文章表現が苦手、プレゼンがうまくならないという方の場合
著者の「借り物の言葉」の受け売りから抜け出す必要があります。
「借り物の言葉」を「自分の言葉」にすることを習慣化することで、格段に文章で表現する力はアップします。

【step5】30秒で説明する

ここでは、「問い」に対する答えを1メッセージで表現する。

1. 「行動」につながる「アクション・リーディング」

「読んで満足」から「読んで即実践」へ

ノウハウ本や、自己啓発本を読んで、めちゃくちゃ感動して、やる気がみなぎってきたり
本を読んだだけで、まるで人生が変わったかのような気分で、言い知れぬ満足感に浸るようなことはよくあることだと思います。
僕も今までがずっとそうでした。
仮に本を読んで、ノートにまとめたとしても、そのノートを見返すこおもせず、いずれノートに書いたことすら忘れて
また新しく似たような本を読んでしまっています。

いくら本を読んでも実践に移せずに成果を出すことが出来なかった人が、読書後にすぐ「1アクション」を実行し
価値あるアウトプットの出せる人間へと変化するための方法が、この「アクション・リーディング」なのです。

たえず新しい知識に接することが習慣になっていると、忘れることも習慣になってしまう。

(「1分間マネージャー」の著者:ケン・ブランチャード)

【step1】ゴールの確認

その本を読んで、どんな1アクションを設定したいのか。を考える。

【step2】 「問い」を立てる

池上彰さんのように、簡潔に「伝わる」わかりやすい文章を書くことができるようになるために、
明日から実践し、習慣化する「1アクション」はなにか

【step3】16のキーワード抽出

「問い」に関連する「これはぜひやりたい!」と思えるようなキーワードを選んでいく
また、「行動」だけでなく「これって本質だ」と思えるような事象もピックアップしてく。

【step4】重要なキーワードを3つ選定する

16のキーワードを選定後、その周辺を中心に本を読んでいく。
読み終わったら3つ重要なのを選定し、「自分の言葉」で表現する

【step5】1アクションに絞り込む

・アクションをアイコン化して記憶に残りやすいようにする
・1アクションに絞り込むには次の2パターンがある。

1:3つのキーワードから1つを選ぶ
2:3つのキーワードを統合する

1の例

1日3個、「へぇ〜」という体験をメモする

2の例

へぇ〜体験したら、音読で言葉を磨き、ブログにアップする

【step6】30秒で伝える

これは、「問い」に対して出した「1アクション」を簡潔に説明する。

6.「本質」を見極める「マスターキー・リーディング」

本質を見抜けば、やることは1/100になる

この章では、「80対20の法則」をまとめている。

【step1】本の「本質的な問い」を明確にする

「本質的な問い」はタイトルとほぼ同義で、だいたいがタイトルに書いてある。

たとえば、ドラッカーのマネジメントなら、「そもそもマネジメントの本質とは?」となる。

今回の例では、「人生を変える80対20の法則」では

80対20の法則→生産性革命→人生を変える

なので、本質的な問いは「生産性革命」となる。

【step2】メモを埋める

ここで使うメモは、4つの列に複数の行が書かれたもの。
列は左から、「☓(ダメ)な状態」「◯(良い)状態」「80体20の法則の本質」「本質エピソード」となります。

【step3】本質エピソードを3つに絞る

複数のエピソードの中から、3つに絞る

【step4】マスターキーを作る

「生産性革命」
その本質は、「単純化(シンプリシティ)」

シンプリシティ【単純化】

  1. 「決定的に重要な20%」を選択し、力を集中すること
  2. 「常識」「思い込み」「無駄な80%」を捨てること
  3. 「好きこそものの上手なれ」で生きること
  4. 「幸福になる習慣」を身につけること

このように、自分なりの辞書のようなものを作ることで、仕事に人生に活かせる知恵を手に入れることができる。

【step5】説明する

上記のマスターキーの定義に加え、それを定義付けるのキッカケとなった3つのエピソードを
説明し、より自分なりのマスターキーの説得力を上げる。

まとめ

僕がこの本を読んで一番感じたことは、「15分でインプットできるのすげー」とかではなかった。
もちろんそれも参考になったんだけど、今まで自分が本をいくら読んでも成長してる気がしなかったり
本の内容をうまくまとめられない原因を、自分で気づくことができた。

その原因はずばり、「本に対して貪欲すぎた」ことだと思う。
この著者はキーワードを16個に絞ったり、アクションを1個に絞りこんだりと
本から成果を出す際に制約をかけることを提唱していた。
僕は今まで、本を読んだらできるだけ多くの事を学ぼうと思って、10個のノウハウが書かれてたら10個を翌日から実践しようとしてたし
10個全てのノウハウをまとめようとしていた。
そうしようとすると、結局10個まとめるのは大変だし、それを実践するとなると日数がたつに連れて意識も低くなってしまう。
そしていずれ記憶からも薄れていって何も残らない。というサイクルに陥ってたきがする。

これからは、思い切って本の中から行動に移すのは一個にしぼり、すぐに実践してく。
誰かが「本の中で本当に自分に必要なのは3割も満たない」といってたがその通りだと思う。
思い切って「捨てる勇気」を持ってインプットしていきたい。