「何を考えていたかわからなくなった」をなくす簡単な方法

思考は飛びまくる

人間は1日におよそ5〜6万回もの思考をしているそうです。
考えてみれば、朝起きて「今日は会社行きたくないなぁ〜」から始まり「今日のニュースはなんだろう」とか「うわー午後から雨か。傘どうしよう」とか無意識のうちにすげー色んなこと考えてますね。

この無意識の思考も厄介ですが、僕が仕事で一番困るのが何かを考えている時に「あれ?なんでいまこれ考えてるんだっけ?」となることです。

例えばSQLを1個解析しよう。なんて時に、「じゃあまずはこのSQLが呼ばれるパターンを考えてみるか」とかから始まって「そもそもこのSQLって必要なの?」とか「こういうインデックスって聞くんだっけ?」とか色々と思考が飛躍するわけです。

するとどうなるか。考えすぎてさっきまで考えてたことをバンバン忘れていきます。
そして「結局何したかったんだっけ?やばい時間ないからとりあえずやるか」みたいになって、色々考えていたはずなのに、その思考結果を目的を達成させるために一切活用せずに進んでいきます。
つまりもしかしたら大事なことや、効率的な方法のヒントが浮かんでるかもしれないのに忘れてしまっているんです。

思考を残す

そこで僕がやってみたのは、思考をすべて記録するということです。
一見めちゃくちゃ面倒に思えますが、エンジニアの方ならある程度のタイピング速度があると思うので、Evernoteなんかに書きながらならそんなに時間はかかりません。

これには次のようなメリットがあります。

  1. 「思考の度に、何のために考えているか。を再確認できる」
  2. 「記録に残すことで、以降の思考で前の思考結果を使う場合にすぐ思い出せる」
  3. 「読み返せば無駄な思考をなくせる」

もちろん面倒は面倒ですが、僕のように思考が下手すぎる人間は、まず自分の思考の癖を知り、悪い部分を強制することが大事だと考えています。
そのため、これをある程度続けて自分の頭だけで思考の整理ができるようになるまで、自分の思考を監視したいと思います。